【新聞拾い読み】「つまるところ、人で決まる」【地域おこし協力隊発足10年】

【新聞拾い読み】「つまるところ、人で決まる」っちゅうわけやな
きのぷー

こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです(*> ᴗ •*)ゞ

今回は河北新報さんが昨日報じた地域おこし協力隊に関する記事について思ったこと(^∀^)ノ

早速行ってみましょう!

昨日付の河北新報より。「<地域おこし協力隊>発足10年、東北に浸透 被災3県で伸び目立つも任期後の定住に課題」

地域おこし協力隊の制度が導入されてより10年。東北6県においても隊員の人数は増加傾向にあり、各地で目覚ましい活躍を展開している隊員が数多くおります。しかしながら、任務終了後の定住率が6県によってばらつきがあり、宮城県は32%弱と全国最低との調査結果も出ました。

任務終了後の定住率(当時の報道より)

青森66.7%
岩手61.1%
福島61.0%
山形47.8%
秋田36.8%
宮城31.8%(全国ワースト1位)

宮城、秋田だけでなく、残り4県も自分で思っていた以上に低い数値やった。今後、自治体間でますます明暗が分かれるんやろうな。。。

まあ、現役隊員としてはわからなくはない部分もある。
仕事面、生活面での自身の希望と折り合わず、定住したくても定住できないとか活動した結果、定住したくないと思った隊員もいるでしょう。

記事の中で平井准先生が御指摘のように「行政職員の補充」程度にしか考えていない担当者の対応に苦慮しているという隊員がいるという話は聞くし、「協力隊員の理想と実際の任務にミスマッチが生じている」という事例も、心当たりはある。

私自身は市役所の非常勤特別職という立場で協力隊の活動をしていますが、所属している部署は幸い協力的で、今のところは大きな問題もなく、うまくいっています^^

様々な制約がある中での活動なので、時にはもどかしい思いも持ったりもしますが、そこは毎週のチームミーティングで、個々の考えをシェアしながら活動を進めています。

何のために協力隊を呼ぶのか。


その目的と活用する側の情熱があるところが成功を勝ち取っていく。
「つまるところ、人で決まる」っちゅうわけやな

もちろん、盛岡市はそうあってもらいたいし、我々盛岡の協力隊員も地域のために全力で活動していきます。「さすが盛岡は違うな」って思わせられれば、自ずと関係人口は増えるでしょう。

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