![](https://kinopu.jp/wp-content/uploads/2023/12/96231667_10220153885495973_6672485183305809920_n-150x150.jpg)
皆さんこんぬづわー!
今回は、東京と青森を結ぶ長距離高速夜行バス、「シリウス」号に乗ってきましたーレポートをお届けします(*> ᴗ •*)ゞ
シリウス号の東北側の経由地は軽米・八戸・三沢・十和田・七戸となっていて、同路線の大きな魅力の一つとなっております。本日も現役バリバリの北東北人・岩手県民ならではの視点で情報をお届けしますよ!是非最後までお付き合い下さい(^∀^)ノ
それでは早速いってみましょう!
- 2020年7月11日-12日の乗車記をベースに、2024年6月時点の情報を加筆修正しました
- 別日に撮影した写真が混在しています。加工編集した写真も一部ございます
- 天候や道路事情等により、バスの到着が遅れることがあります。時間に余裕をもってお出かけ下さい
- 以下の内容は変更となる場合がございます。最新の情報につきましては運行事業者様の公式ホームページをご確認下さい
- 参考情報としてご利用ください。念のため運行事業者様発行のものを照合し、ご確認をお願いいたします。して下さい。なお、本情報のご利用に基づくいかなる損害に対しても責任は負いかねます
シリウス号について
シリウス号は東京〜青森県東部を運行する高速夜行バスです
1989年、東京〜八戸(当時の小中野バスセンター)間で運行開始、その後幾度のルート変更を経て、現在は八戸市から先、三沢市、十和田市を経由して、東北新幹線七戸十和田駅(七戸町)まで延伸し、上十三地域南部へのアクセスが可能になりました
なお、シリウス号は途中、岩手県内で1箇所、八戸市と隣接する岩手県北の町・軽米町(かるまいまち)にも停車します
- 運行事業者:国際興業バス、十和田観光電鉄(共同運行)
- 運行日:七戸行は金土日、東京行は金土月を基本に各1便運行(大型連休等繁忙期は毎日運行されることも)
- 所要時間:東京発11時間10分、七戸発11時間05分
- 走行距離:東京発約729km、七戸発約729km
- 運行開始:1989年7月26日
- 運行形態:運転士2名の交代乗務
- 姉妹便:しもきた号(新宿→むつ市)
シリウス号 停留所一覧(2020年7月時点)
今回の運行会社は国際興業バスでした。私は東京駅→軽米インター間に乗車しましたので、青森県内の停留所は推定時刻になります
シリウス号の東京側の起点は東京駅八重洲南口バスターミナル。今回は3番のりばでした
ここから池袋までは概ねドリーム盛岡号とほぼ同じルート(東京駅→平川門→一ツ橋出入口→(首都高速)→護国寺出入口→東池袋→三井住友銀行池袋東口支店前交差点)
東京駅の次は池袋駅東口に停まります。9番のりばに着きます
別運行便での現地イメージとなります(モデル:ドリーム盛岡号)同じ車両ということでご容赦下さい…
22:04 消灯、王子北出入口より高速道路を走行
シリウス号道中2ヶ所で乗客の休憩を取ります。1回目は埼玉県の羽生パーキングエリアでした
鈴鹿PA出発後、2段階消灯となりました(22:40〜、22:50〜完全消灯)
シリウス号では、休憩で車外に出る時にこのような整理券が配布されます。休憩から戻られましたら、忘れずに運転手さんにお返し下さい(国際興業運行便のみかどうかは確認中)
乗務員交代、車両点検等業務上の理由で2回停車しました。この場合、乗客は降車休憩できません。最初は福島県の安達太良サービスエリア
乗務員交代、車両点検等業務上の理由で、途中、宮城県の長者原サービスエリアにも停車したようです。そのため、乗客は降車休憩できません
岩手県内にある岩手山サービスエリアで2回目の降車休憩でした
シリウス号の東北側の最初の停留所は、八戸市と隣接する岩手県北の町、軽米町にある軽米インター停留所に着きます。八戸自動車道の料金所の北東500mほどのところに停留所があります。何とオンタイムで到着(私はここで下車しました)
私が下車するや、すぐに出発しました
軽米インターの次は八戸インターに停まります。こちらは八戸料金所のすぐ近くにバスストップが設置されています(ここから先は推定到着時刻になります)
八戸インターの次は八戸駅東口に停まります。5番のりば、ユートリーの前に着きます
八戸駅東口の次は三日町(八戸中心街ターミナル1番のりば)に停まります。本八戸駅の南、さくら野百貨店八戸店前です。こちらは降車専用となります
のりば(中心街ターミナル5番(六日町))とは異なりますのでご注意下さい
続いて、八戸ラピアバスターミナルに停まります。ファンタジードームの前、中央入口にバスのりばがあります。JR八戸線小中野駅から歩いて約10分。八戸市内はここまで
八戸ラピアの次はおいらせ町にあるイオンモール下田前に停まります。国道45号沿いに停留所があります。下田百石(しもだももいし)インターのそばです。地図は上り方面になりますが、この反対側に降車停留所があります
次は六戸町にある六戸役場通り。国道45号沿いに停留所があります。停留所北側に六戸町役場と総合体育館、南側に道の駅ろくのへがあります
ここから十和田市。まずは十鉄三本木(とうてつさんぼんぎ)営業所。十和田観光電鉄三本木営業所前に停留所があります
続いて北里大学前に停まります。十和田大学前郵便局の前に停留所があります
続いて十和田市中央に停まります。市民交流プラザトワーレ、とうてつ駅そば前
シリウス号の青森側の終点は七戸町。東北新幹線七戸十和田駅南口。1番のりばに着きます
車内設備・サービス
国際興業バス運行の他路線(ドリーム盛岡号など)と同じ車両でした
車内設備
背もたれのリクライニングとレッグレストをMAX角度で倒したイメージ
ヘッドレストは大きめ、上下にスライドできる可動式タイプでした
使用前の状態。小ポケット付きのタイプで、使い捨てスリッパが差し込まれています
使用時。靴を脱いでご利用下さい
足の置き場は比較的大きめ(最前列と6C席を除く)
個席カーテンは国際興業担当便および十和田観光電鉄(一部のみ)担当便の3列シート窓側席に設置(最後列除く)
この日は新型コロナウイルス対策のため、貸し出し中止でした(同社別路線のイメージです)
標準的な仕様でした
中央の席のイメージになります
国際興業バス運行便のスリッパは持ち帰りできないタイプです(ドリーム盛岡号のイメージです)
運転席側中央に設置されているタイプの車両でした。標準的な仕様です
- 国際興業運行便の座席にコンセントは付いていませんでした(十和田観光電鉄便は未確認)
サービス
- 国際興業バス車両(SSID: Kokusaikogyo_Bus_Free_Wi-Fi)
- 十和田観光電鉄車両(SSID: Kokusai-Tohoku_Free_Wi-Fi)2024.2.1よりサービス開始
- 十和田観光電鉄車両は制限あり(利用時間1回60分、1日5回まで利用可能)
- 通信速度どちらも未計測
乗車当時、十鉄三本木営業所と軽米インターの2箇所でにシリウス号専用自家用車駐車場(無料)が設置されていました(2024年現在はなし)なお、上記以外の施設(イオンモール下田、ラピア等)には、専用駐車スペースはありませんでした
運賃について
シリウス号は乗車日によって運賃が変わります。ランクは全部で6つ(SS、S、A、B、C、D)
通常はS〜Dのいずれかで、お盆休み等の超繁忙期限定でSS運賃が適用されます(SS=大人S運賃+1,000円、小児S運賃+500円)運賃カレンダーにつきましては、運行会社様の公式ホームページでご確認ください(国際興業バス、十和田観光電鉄どちらでも確認可能)
- 東京〜軽米・八戸
- D運賃7,800円〜S運賃10,200円
- 東京〜八戸以北
- D運賃8,200円〜S運賃10,600円
上記は大人料金。小児運賃は大人料金の半額(小児もランク別運賃適用)、幼児(未就学児)も、小児運賃を適用
![](https://kinopu.jp/wp-content/uploads/2023/12/96231667_10220153885495973_6672485183305809920_n-150x150.jpg)
![](https://kinopu.jp/wp-content/uploads/2023/12/96231667_10220153885495973_6672485183305809920_n-150x150.jpg)
![](https://kinopu.jp/wp-content/uploads/2023/12/96231667_10220153885495973_6672485183305809920_n-150x150.jpg)
2024年3月から5月の青森行きの運賃を見た感じですと金曜A、土日B、GWは平日Aの日もあるものの基本SかSSでした
学生割引は乗車日の運賃がA〜Cランクの場合に利用できます。全ランク共通の運賃です
- 東京〜軽米・八戸 7,800円
- 東京〜八戸以北 8,200円
乗車時に学生証原本を提示(コピー不可)提示なき場合は大人運賃との差額をお支払い
発車オーライネットでWeb決済(クレジット)した場合は「ネット割」が適用され、運賃が3%割引になります。なお、発車オーライネットでは座席指定が可能です
「身体障がい者手帳」「療育手帳・愛護手帳」をお持ちのお客さまは、窓口での乗車券購入時、乗車時の提示で、片道運賃が5割引となります。適用条件等、詳しくは各バス会社様にご確認ください
繁忙期等の一部増発便において、4列シート・トイレ無・(毛布・スリッパ等の)アメニティ無の観光バス車両で運行される場合があるようです。当該車両に乗車した場合、片道あたりの運賃が以下の通り減額されます。なお、途中でトイレ休憩をとりながらの運行となるため、各停留所において所定の到着予定時刻よりも遅れる見込みです
座席表
上記の他、最後列が3席、サービスコーナーの有無等、若干異なる場合もあります
車両イメージ
所感
- シートの頭の部分がグリーン車っぽく、多少ゆったり感が増した感じです
- シリウス号にもコンセントがほしい…何卒ご検討下さいm(_ _)m
- 東京〜八戸間、現在は上十三地域南部をも含めた、重要な夜行便の一つと言っていいでしょう
現在のシリウス号の停留所一覧(2024年3月23日現在)
2023年9月8日と12月1日のダイヤ改正により、岩手県内と青森県内で停留所が大幅に変わりました
- 新設停留所
- 八戸駅西口②番のりば
- 三沢駅③番のりば
- 十和田市まちなか交通広場
- 廃止停留所
- 八戸インター
- 八戸駅東口⑤番のりば
- 中心街1番(三日町)
- 中心街5番(六日町)
- イオンモール下田前
- 六戸役場通り
- 十鉄三本木営業所
- 新設停留所
- かるまい文化交流センター
- 廃止停留所
- 軽米インター(実質上記への移転)
- 十和田市中央(実質十和田市まちなか交通広場に統合)
ダイヤ改正に伴い、最新のシリウス号のルートは以下の通りとなりました。下り(東京→青森)ルートで確認します
東京駅の次は池袋駅東口に停まります。9番のりばに着きます
実質旧軽米インター停留所の移転です。センター前に停留所が設置されました
かるまい文化交流センターの次は八戸駅西口2番のりばに停まります。実質八戸駅東口からの移転(八戸インターは廃止(通過))
八戸駅の次は八戸ラピアバスターミナルへ(三日町は廃止)、八戸市内は2箇所となりました
八戸ラピアの次は三沢駅停まります。西口交通ターミナル3番のりばに着きます(新設。イオンモール下田、六戸役場通り、十鉄三本木営業所への経由は廃止)
三沢駅の次は北里大学前に停まります。十和田大学前郵便局の前に停留所があります
北里大学前の次は十和田市まちなか交通広場に停まります(実質十和田市中央と統合)
シリウス号の青森側の終点は引き続き七戸十和田駅南口です