皆さんこんぬづわー!
今日は東京と弘前・青森とを結ぶ高速夜行バス、パンダ号に乗ってきましたーレポートをお届けします(*> ᴗ •*)ゞ
本日も現役バリバリの東北人ならではの視点で情報をお届けしますよ!是非最後までお付き合い下さい(^∀^)ノ
それでは早速いってみましょう!
- 2024年4月の乗車記をベースに、最新情報を随時記載していきます
- 別日に撮影した写真、一部加工した写真もございます
- 道路事情や繁忙期により、到着時刻が遅れる場合がございます。特に冬場は雪の影響を受けるため、到着時刻にも影響が出やすいです。時間に余裕を持ってお出かけ下さい
- 以下の内容は変更となる場合がございます。最新の情報につきましては弘南バス様の公式ホームページをご確認下さい
- 参考情報としてご利用ください。念のため弘南バス様発行のものを照合し、ご確認をお願いいたします。して下さい。なお、本情報のご利用に基づくいかなる損害に対しても責任は負いかねます
パンダ号について
2005年12月青森〜上野間で運行開始。4列シートの観光バス仕様の車両で運行する格安夜行便です。上野発だけに「パンダ号」(かどうかはわかりませんが…)
その後、以下の3路線がパンダ号に改称・編入され、弘南バスさんの高速バスブランドは「ノクターンシリーズ(3列シートタイプ)」と「パンダシリーズ(4列シートタイプ)」の2つに集約されました(2024年5月現在)
- 2014年3月〜 新宿・東京駅〜青森間を結ぶ「パンダ号東京新宿線」が運行開始(元祖パンダ号は「パンダ号上野線」と呼称)
- 2021年7月〜 青森/八戸〜上野間を運行していた「えんぶり号」を「パンダ号八戸線」としてリニューアル
- 2022年12月〜上野〜青森間を結ぶ昼行便「スカイ号」が「パンダ号スカイ線」に改称(*)
*2024年4月現在、運休中
- 運行会社:弘南バス株式会社
- 所要時間:(上野〜弘前間)約9時間00分、(上野〜青森間)約10時間20分
- 実車距離:約715km
- 運行スケジュール:太字便が毎日運行。上り2便と下り1便は指定日に運行(運行日は予約サイト等を参照)
- (上り)青森発1便20:00、2便22:20
- (下り)上野発1便22:00、2便20:30
- 乗務員体制:2名運行
パンダ号 停留所一覧
パンダ号 上野線
それでは、パンダ号の運行ルートを見ていきましょう。ここでは上野線・下り(上野発青森行き2便)のルートを取り上げます(時刻・経由地は2024年4月乗車当時)
運行ルートのイメージをGoogleマップで可能な限り再現してみるとこんな感じです
パンダ号上野線の東京側の起点は、名前の通り上野駅前です。のりばはJR上野駅の南側、国道4号沿いにあります。バスは概ね10分前の20:20に来ます
上野駅を出発後は経由地がなく、そのまま青森へ向かいます。20:40過ぎに1段階証明が落ち、首都高速に入った20:52頃に完全消灯しました
パンダ号上野線では、おおよそ2時間ごとに4ヶ所、約15〜20分程度の休憩を取ります。1回目の休憩は栃木県の佐野パーキングエリアでした
出発時刻はバス前方に掲示されております。この時間までにお戻りください
この時間帯は、東京方面行きの他路線のバスも停車していることも多いです。乗り間違えにはくれぐれもご注意ください
途中、予定になかった阿武隈パーキングエリアで緊急停車!?
私の近くに座っていた別の乗客が突然運転手のもとに歩み寄っていったので、何事かと思ったが、トイレに行きたくて、最寄りのパーキングエリアに停まってほしいと頼んだものと思われます
2回目の休憩箇所は福島県の国見サービスエリアでした
3回目の休憩箇所は岩手県の紫波サービスエリアでした
続いて、青森県の阿闍羅(あじゃら)パーキングエリアで4回目の休憩を取りました。こちらは10分程度と短めです
ここから一般道を走行、弘前バスターミナルに向かいます
青森側の最初の停車地は弘前バスターミナル。ターミナル構内南側、到着ホームに着きます
弘前BT出発後、北大通り・国道7号を通り、浪岡ICから青森中央IC間で再び東北道を走行します
終点は青森駅東口。9番のりばに着きます
パンダ号 東京新宿線
パンダ号東京新宿線の東京側の起点はバスタ新宿。4階A1のりばが基本ですが、当日の状況により変更となる可能性もありますので、出発前に現地で最新ののりばをご確認ください
同便はバスタ新宿の次にバスターミナル東京八重洲にも停車します。基本的には地下2階、13番のりばに着きますが、当日の状況により変更となる可能性もありますので、出発前に現地で最新ののりばをご確認ください
途中3箇所のサービスエリアで約15〜20分程度の休憩を取ります。休憩箇所は上野線やニューノクターン号同様、佐野、国見、紫波の各サービスエリアを予定しております
この時間帯は、東京方面行きの他路線のバスも停車していることも多いです。乗り間違えにはくれぐれもご注意ください
ここから一般道を走行、弘前バスターミナルに向かいます
青森側の最初の停車地は弘前バスターミナル。ターミナル構内南側、到着ホームに着きます。同便は弘前バスターミナル到着のタイミングでトイレ休憩を取ります
弘前BT〜五所川原間は一般道を走行します(ニューノクターン号と同じルート)
同便の終点は五所川原駅前です
パンダ号 八戸線(季節便)
季節限定運行で上野〜八戸〜七戸十和田〜野辺地〜青森間を運行する夜行便「パンダ号八戸線」が運行されます。運行予定日につきましては、弘南バスからのインフォメーションをご確認ください
パンダ号八戸線の東京側の起点は上野駅前。上野線と同じのりばです
途中3箇所のサービスエリアで約15〜20分程度の休憩を取ります。休憩箇所は上野線やニューノクターン号同様、佐野、国見、紫波の各サービスエリアを予定しております
この時間帯は、東京方面行きの他路線のバスも停車していることも多いです。乗り間違えにはくれぐれもご注意ください
ここから八戸自動車道を走行
同便はまず八戸市内2箇所に停車します。最初に本八戸駅北口の高速バスのりばに停まります
続いて八戸駅東口に停車します。5番のりばに着きます
八戸駅の次は十和田市に2箇所停車します。最初に北里大学前に停まります(ローソンの前)
北里大学前の次は十和田市まちなか交通広場に停まります
十和田市まちなか交通広場の次は七戸十和田駅北口に停まります
七戸十和田駅の次は野辺地駅前に停まります
野辺地駅前の次は平内町(ひらないまち)の平内町営体育館前に停まります
同便の終点は青森駅前9番のりばに着きます
車内設備・サービス
車内設備
同便は4列シートの車両です(4列×10、最後列のみ5席)。夜行バス仕様ではない観光バスタイプとなってます。昼行便のあすなろ号(青森〜盛岡)と仕様は同じと思われます
全席に差し込むタイプのコンセントが付いていました(コンセントなしの車両で運行される場合もあるようです)
レッグレスト、トイレなし。暗視カメラ付き
サービス
- 上野号はWi-Fiなし
- 東京新宿線は「弘南バス Free Wi-Fi」利用可能とのこと(利用できない車両での運行の可能性あり)
- パンダ号上野線2便限定にはなりますが、東京と函館を結ぶ高速バスとフェリーの大変お得なセット券「東京〜函館きっぷ」が購入できます!
- 価格は8,000円〜(平日閑散期)。詳しくはこちら
座席表
パンダ号は、通常トイレなしの観光バス仕様の車両で運行されます。45席のうち、最後列中央席の45番と、最前列1番から4番(業務用(乗務員の仮眠スペースとして確保))は欠番扱いとなっています
ただし、東京新宿線ではトイレ付き車両で運行された事例もあるようです
感想等
- 東京〜弘前・青森間を破格の値段で移動できるのが最大の強み(大人片道4,500円~)
- 津軽海峡フェリーの乗船券がセットになった「東京~函館きっぷ」なら最安1万円以下で北海道に行けます!
- ただし、観光バス仕様の4列シートのため、足腰への負担、よく眠れない等は予めご承知おきください。少しでも負担を軽減できるような何かしらの準備をおすすめします
- 少しでも負担を減らしたい場合は、同社の「ノクターン・ネオ号」の乗車もご検討ください
格安運賃で運行されている夜行便でたまに見かける迷惑行為を働く乗客にご用心。過去には深夜にスマホ操作や読書灯を我が物顔で使う者や補助席を倒してシート5列で横になって寝るような輩に遭遇したこともありました
残念ながら、こうしたトラブルは後を絶ちません。それをご承知の上でご乗車いただく分にはいいのですが…少しでも負担を軽減するなら、予め3列シート運行便等、別の手段をご検討ください
バス会社さんも非常に迷惑しています。迷惑行為はやめましょう
関連ウェブサイト
(2024.05.13追記)「ノクターン・ネオ号」35周年キャンペーン
1989年7月1日に元祖ノクターン号(現在のノクターン・ネオ号)に運行が開始されてより、2024年7月で35周年を迎えます
そこで、弘南バスさんでは、これまでのご愛顧への感謝の思いを込めて、期間限定で首都圏発着便が特別運賃で運行されることになりました!
- キャンペーン期間:2024年6月24日(月)〜7月11日(木) 出発便
- 対象路線:東京線全路線(ニューノクターン号、ノクターン・ネオ号、パンダ号上野線・東京新宿線)
- 上下線全席が対象です
- 運賃(金土日出発便は+500円)
- ノクターン・ネオ号 大人5,000円
- ニューノクターン号 大人5,500円
- パンダ号 大人3,500円
さらに、運行開始日の7月1日(月)に当日限りの「【ノクターン・ネオ号】開業35周年記念特別運賃」で運行されます!
- 日時:2024年7月1日(月) 出発便
- 対象路線:東京線全路線(ニューノクターン号、ノクターン・ネオ号、パンダ号上野線・東京新宿線)
- 上下線全席が対象です
- 運賃 大人3,500円
この機会に是非ご利用ください!
予約は電話予約またはWebでどうぞ
弘南バス予約センター(0172-37-0022、(9:00~17:00))または発車オーライネット