【盛岡市地域おこし協力隊】2020年2月23日週の活動報告

盛岡市地域おこし協力隊活動Weeklyダイジェスト
きのぷー

こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです(*>ᴗ・*)ゞ

地域おこし協力隊きのぷーのウィークリーダイジェスト!
今日は2020年2月23日週の活動報告ですー!

目次

活動した内容

つなぎ総合サイトWebページ作成及び情報収集

ブログ記事の投稿及び情報収集を進めました。併せまして、来年度の協力隊活動計画書作成のため、2018年度の活動報告書及び課内ミーティング要旨を確認する傍ら、ブログ記事への反映と、一部過去記事の加筆修正を行いました(見栄え、内容等)。

2020年度協力隊年間活動計画書作成準備

来年度の協力隊活動計画の作成のため、先週に続き昨年の活動実績の棚卸を進めております。

過去の活動実績の情報取りまとめがようやく片が付いたので、ここから計画書との突き合わせと来年度の活動方針の検討に入ります。

2/25 協力隊定例ミーティング

各人の活動報告が中心。繋地域の空き家について、メンバーにも写真を見ていただいたところ、概ね好評。

2/27 ジェトロ盛岡で面談

地場産センター担当課長、うるみ工芸さん、私の3名でジェトロ盛岡を訪問。今後の対中展開に関し、ジェトロさんからアドヴァイス等を伺いました。

私自身、来年度通関士試験を受験するつもりですが、ジェトロさんが公表している情報や資料等を活用した研鑽を進めないといけないと思いました。

きのぷーMEMO
  • 県北地域のニューヨークにおけるブランド事業が終了。漆器のサンプルを置いてきたものの、結果的に置き損で終わった(購買に繋がらなかった理由の一つ:日本と離れているので修理できない。)
    →現状、輸出自体も止まっているし、地元事業者もやろうとしなくなった
    →漆器は数が出せないので、輸出に向かない懸念点はある
  • (物販展示の)切り口は色々ある。現時点で売り先が決まっていないのであれば、個人の免税範囲で持ち込むか、見本を見せて買ってもらうのが現実的ではないか。個人輸出している方と一緒にやるのもいい
  • (海外での販売の際、バイヤーを噛ませたほうがいいのか、との質問に対し)パートナーはいたほうがいいが、契約内容が重要(責任範囲等)。コスト面も加味して売値も決めること(輸送方法、梱包等の費用等)。
  • 見本販売でも即決せず、販売方法を細かく詰める。信用情報の照会も必要。引き合いがあれば、持ち帰り対応。売り方が決まれば輸出手段も決まってくる。EMSで発送しても現地でロストされるリスクもある。実際に梱包してみて運賃を試算してみるといい。普段使いの漆器であれば、口に触れる箇所(の原材料)が販売先の国で合法かどうかの下調べも重要になってくる
  • 国内取引以上に契約書が物を言う。万が一のトラブルに備えたい
  • 契約内容の点検はジェトロでは対応できない。弁護士に相談してみるといい。契約書のテンプレートも持っているはず。一度無料法律相談を利用してみるといいだろう
  • (ジェトロの商談会ではどのような方が参加されているのか?との質問に対し)例えばお酒(ビール・ワインを含む)だと現地で小売店を出している人や輸入業者が多い。東京ではクラフト系やデザイン系の商談会も開催しているが、こちらはセレクトショップのオーナーの参加が多い
  • 並行輸入での困りごとは、正規の値段で買ってもらえないことが多い点。消費者もネットで(日本でどれぐらいの値段で売られているか)価格調査している
  • 「海外販売=利幅が大きい」わけではない。富裕層をターゲットに絞った戦略が取れればいいけど、その点はどこの事業者も苦労している
  • 今アフリカが伸びている。成長が著しい、(労働者の)給料が伸びてる国へ、漆器なら修理ができて価値をわかってもらえる国を選ぶのもいいのでは。EUは古いものを長く使う風土。気候が合えば(検討の余地はあるのではないか)
  • (岩手県における貿易の成功事例を教えてほしいとの質問に対し)ジェトロホームページ「新輸出大国コンソーシアム」の成功事例及びジェトロ活用事例が参考になると思われるので是非
  • 販路の相談は受けるが、最終判断は企業さん自身。社長さんが一人で切り盛りしておられるところは、どこかを削って海外販路拡大のために使うこと。(例えば、全国の百貨店への出張数を半分にするとか)
(参考)「新輸出大国コンソーシアム」審査のポイント
  • いかに成功に結び付けられるか
  • 製品の需要があるか
  • 決算情報

日本の本業が忙しくて現実問題海外に手が回らない、業績が悪いから海外展開→減点
ロードマップ作成時に具体的な落とし込みがあるといい
「強み」「弱み」「最悪の状況のとき」「最高の状況のとき」それぞれで戦略を立てる

つなぎ地域の空き家について

将来的には譲渡の話をお受けしたいと考えてますが、佐藤社長からは焦らず活用方法を決めた上で動いたほうがいいとアドヴァイスをいただきました。当座の対応として、住居内及び周辺を更に細かく内見し活用アイディアを深めたいと考えております

また、週末等にお試しで使用ができないかも併せて先方に相談したいと思います

2/29 秋田訪問

秋田駅、秋田空港

スターバックスコーヒー 秋田駅店

以前、秋田県で「あきた県産材利用推進方針」のもと、秋田空港や秋田駅などで県産材を施設に取り込んでいると知り、その様子を見てきました。

片や、岩手県産材は木材(丸太)が輸出されていない(端材のみ輸出)など、まだまだ国内外で活用の余地があるように思います。東北6県や北海道において木材活用に精力的に取り組んでおられる社長さんの話を聞き、今後の活動の糧にするのもいいのではないかと。

秋田ふるさと村

秋田ふるさと村正面出入口

秋田県横手市にある「秋田ふるさと村」を訪ねて参りました。プラネタリウムや美術館、子ども向けアトラクション施設を兼ね備えているので純粋な地場産業振興の拠点ではないものの、古臭さを感じさせない施設内の雰囲気は好感が持てました

お客様の声を募集するボックス
お客さまの声を集めています これはわかりやすいな

いい点は手づくり村も見習、改善すべきところは改善しつつも、自分たちの強みをもっと生かしていくといいんだけどなー…

課題等(感想や今後の取組への課題)

2/23 矢巾温泉へ

本来であれば、南三陸町の志津川湾牡蠣まつり福興市に行く予定でしたが、前々日になって実行委員会が中止と発表し、出張がなくなってしまいました。

ずっと家にこもるわけにもいかないので、近場でネタ探しをしようと思い、矢巾温泉に行ってきました。

旧ヘルスセンターの隣に興味深い建物を発見。

古書店「イーハトーブ本の森」

古書店「イーハトーブ本の森」でした。

元々町中で書店を営んでおられたのを、宮沢賢治ゆかりの南昌山ふもとに移ってお店を構えられたとのこと。

人が定着する仕掛けがつなぎ温泉にほしいとかねがね考えていたところ、これはモデルケースの一つなのではと思った。

こういうのをつなぎ温泉に作りたいねん。

その突破口を、空き家を活用した拠点づくりにしたいです。

やるやる詐欺?

ある事案でこちらから提案したことをやるよって言っておきながら、結局ほっからかしにされてしまったことが判明。

よくないよ。これではやるやる詐欺って言われてもしょうがないけど、簡単に約束を破られるこちら側にも落ち度があると捉えて自分が変わっていくしかないか。

その他(連絡、要望事項等)

連絡事項
  • 地場産センター業務請負の件、長らくの懸案事項だった楽天市場の運用支援を行う方向で検討するとのこと。販売状況の更に細かい分析を進め、売上立て直しを図りたい
  • 3/6 夕方参加予定だった産業支援センター主催の起業セミナーは中止

課からのアドヴァイス等

特になし。

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