盛岡市中心部内の西15kmほどのところに位置するつなぎ地区。こちらは自然環境と観光資源に恵まれたこの地に誕生したつなぎ源泉公園の私設プロモーションサイトです(^∀^)ノ
つなぎ温泉地域地熱利用施設
盛岡の奥座敷・つなぎ温泉の新スポット。再生可能エネルギーの利用促進やとつなぎ温泉地域の活性化を目的として整備されました。「バイナリー発電施設」「つなぎ源泉公園」「地熱活用ハウス」があります💡
つなぎ源泉公園
つなぎ源泉公園は経済産業省「地熱開発理解促進関連事業支援補助金」を活用し整備されました。足湯、手湯、食品乾燥施設、温泉卵製造施設があり、バイナリー発電で使用した後の温泉が使われています
足湯・手湯は営業時間内は無料で自由に利用できますよ!
つなぎ源泉公園の手湯。バス停に近いところにある「やまいち手湯」よりも温度は高め。特に夏場は高温にご注意下さい
テーブル付きの足湯です
ここはかつて、高温多量の温泉が湧き出ていた自然湧出温泉「荒湯」の跡です。往時の湧出状況は荒々しいまでに盛んで近寄りがたいものがあったことから「荒湯」と呼ばれ、神聖な場所とされてきました。当温泉地に点在した十余の温泉中、「荒湯」は温泉76℃、湧出量600m^3/毎分もあって、地域内需要の大方をまかなっていましたが、昭和35年頃から湧出量の減少が顕著となり、平成2年11月17日をもって自然湧出は絶えてしまいました。
しかし、地下深層部には豊富な温泉水脈があり、平成4年からは現在地の上流部約800メートルの地点において、深層部の温泉を動力で汲み上げることにより、安定かつ豊富な温泉供給を行っています。なお、この温泉の泉質は、全国でも珍しいアルカリ性単純硫化水素泉で、特に動脈硬化症や高血圧症、抹消循環器障害や心臓病などの循環器疾患に効果が高いといわれている名湯です。
荒湯について(源泉公園内の案内文)
発電施設
国内初となる温泉熱による水バイナリー発電施設。ここでは、源泉の一つである「新瑞光の湯」の温泉熱を利用して、地熱バイナリー発電を行います。
発電に使用した後の温泉は、地熱活用ハウス(後述)やつなぎ源泉公園の足湯、手湯、、食品乾燥施設、温泉卵製造施設で活用されます。また、これらの施設周辺の道路融雪にも発電後の温泉熱が使われています。
地熱活用ハウス
つなぎ源泉公園の向かいにある温室ハウスも経済産業省「地熱開発理解促進関連事業支援補助金」を活用し設置されました。ハウス内の暖房には、バイナリー発電で使用した後の温泉の熱が使われるため、冬でも灯油や重油を使わずに、環境に優しく、一年を通じて美味しいトマトを栽培することができます!
果物のような甘さと評判です!
かつて、同じ場所に「繋温泉熱利用実習温室」がありました。岩手大学が温泉熱の活用により、寒冷である東北の地において、気候変動に影響されない、普遍的な園芸の振興と農家の経済上の福祉の開発を目的として開場したものです。145.2平方メートル(44坪)の面積にコの字の3室を整備し、マスクメロンとともにシネラリア、シクラメンが栽培されるようになりました。その後、昭和39年、施設の老朽化により惜しまれながら閉鎖になりました。(「岩手大学農学部百年史」より)
動画紹介
2017年9月23日放送。つなぎ源泉管理有限会社の前社長、佐藤匡子さんがご出演されている回です
盛岡市環境部がつなぎ源泉公園を紹介した動画となります。つなぎ源泉管理社長の佐藤弘さん(第38代湯守)が出演されています
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