こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです(*> ᴗ •*)ゞ
今日は、青森県八戸市に行ってきましたーレポートをお届けします!前週に秋田を訪ねたばかりですが、今回は観光資源に注目して、旅しながら来年度の協力隊活動の次の手を考えます。是非最後までお付き合い下さい(^∀^)ノ
早速行ってみましょう!
概要だよっ
- 陸奥湊駅前朝市
- 八戸市街地の歴史的建造物
- 本八戸エリア中心部
- 八戸ポータルミュージアムはっち
- ユートリー
陸奥湊駅前朝市
長年八戸の台所として親しまれている陸奥湊駅前朝市を訪ねました。仕入れに来た業者さんで賑わう夜明け前が人手のピークとのことで、私が訪れた午前7時半ぐらいにもなると人の流れは落ち着いていました。
店舗の空きスペースが散見され今後が心配ですが、八戸になくてはならない市場だと思いますので何とか残ってほしいものです
市場内に「朝めし処魚菜」があります。ここでご飯と味噌汁の朝食セットを注文して、市場内でお買い上げの食材を召し上がれ
八戸市街地の歴史的建造物
続いては陸奥湊駅及び本八戸中心街にある歴史的建造物を訪ねてきました。
元文五年(1740年)近江国出身の駒井庄三郎が陸奥の地で酒造りを始めたことが淵源。大正年間に建設された6つの建造物が「文化庁登録有形文化財」「八戸市景観重要建造物」の指定を受けています。この日は酒蔵の見学は休止されてました
明治31年創建。元々は貸座敷(遊郭)として営業を続け、昭和32年売春防止法制定を機に旅館に転身。歴史的価値の高い同旅館をひと目見ようと、遠方から宿泊に来られるお客様は少なくないようですが、経営者の方のご逝去に伴い、2022年に廃業されました。
明治・大正期を思わせる町家造りの建物ですね
文化庁登録有形文化財。大正13年の大火で市の中心街が消失し、河内屋も被災しましたが、営業再開のため造り酒屋の事務所を再建。大火後の八戸復興の象徴的存在となったそうです。平成10年1月に現在地(八戸市八日町)へ移築改装し、料理店「誇屋」として営業していましたが、2022年8月に八戸酒類株式会社蔵元直売所としてリニューアルオープンしました
本八戸中心部
江戸時代初期に築城、廃藩置県により廃城。現在は跡地に神社と三八城(みやぎ)公園となっています。三戸郡八戸城、略して三八城。
青森県重宝。八戸城の一角にあったとされる門と屋敷。現在は八戸市文化教養センター「南部会館」として活用されています
2018年にオープンした屋内交流施設。街中の「庭」と位置付け、天候・季節を問わず来訪者の憩いの場として、イベント会場として、また災害時の一時避難所としての機能を担っています
八戸ポータルミュージアム「はっち」
2011年に開業した複合施設。展示スペース、多目的スペース、お店、キッズコーナーなどを兼ね備えていますが、同施設への集客誘致というよりは、ここで情報を入手して、街なかや観光地へ送り出す役目を担っているようです
地名と末広がりの良縁にちなんだ「8」にこだわった建築コンセプトはユニークでした(例:八角形の中庭、8段区切りの階段、8個の展示屋台、8つの事業ミッション等)
はっちでユニークなものを発見。本気の遊び心最高👍
台の下のボタンをを押すと木製のからくり人形が動きます
途中から、ボランティアガイドさんのご案内で地域の郷土芸能及び館内を見学しました
これまた気になるオブジェを発見。穴が開いていて中身を覗けそうな感じですが「のぞかないでください」って注意書きがある。どっちやねんwww
のぞくなっていうのはシャレなので、全然覗いて大丈夫です。
あれだ、カリギュラ効果ってやつや。あかんって言われると逆に気になるって心理
ただ、それを真に受けてのぞかない方が結構多かったみたいっすね
改めて、中を覗いてみると・・・
リアルの町並みを再現したミニチュアのようですね。上の段と下の段で見えるものが違うので是非現地でご覧ください!
ユートリー
八戸駅前の複合施設。特産品販売、郷土芸能発信コーナー、地場企業紹介コーナー、宿泊施設、多目的ホール、研修施設、南部裂織り・南部菱刺実演コーナー、手づくり体験教室、駅前横丁を備えています。
観光客を積極的に誘致するような仕掛けは建物の1階に集中させた格好で、特産品販売コーナーに南部せんべいの実演ブースを設置。また期間を決めて全国各地の特産品販売を行っておりました。2階より上はビジネスパーソンの往来が多く、手づくり村とは対象的にビジネス寄りの拠点との印象を受けました。
ユートリーの名前の由来は”You tree(あなたの木)”にちなんで名付けられたそうです
「YOU TREE」
愛称「ユートリー」の由来は?(ユートリーウェブサイトより)
「あなたの木」=「地場産業振興の中核的役割を担う木」から来ています。
「あなたの木」として活用され、地域全体の発展を願うという意味が込められています。
郷土芸能発信コーナーではデジタル展示スペースも整備されていました
現在15の事業者がブースを出展。観覧無料。久慈琥珀さんはユートリーに直営店を出していらっしゃるようです(本社は岩手県)
いか加工実演場は今月いっぱい(2020年3月末)で閉店しました
感想
自分たちの持つ古き良き地域資源を生かしつつも、新しさも取り入れながらセルフプロディースに挑戦されいる様子が伺えました
それでも、はっちのボランティアガイドさんは自分たちの宣伝不足を感じておられるご様子でした。昨今、様々な宣伝ツールが発達しても、自分たちの売り込みに悩んでおられる方が多いことを知りました。
一昨年11月に岩手県に生活拠点を移して1年余り。東京で生活してきた頃以上に東北6県を訪ね歩く機会も増え、今まで見えてこなかった地域の魅力を沢山知り、拝見し、体験することができました。
視野を広げ、自己研鑽を重ねながら自分のスキルを役立ててもらえるよう、日々の活動に取り組みます