【宮城県南三陸町】入谷Yes工房と南三陸町観光協会さんへ【行ってきました】

【宮城県南三陸町】入谷Yes工房と南三陸町観光協会さんへ【行ってきました】
きのぷー

こんぬづわー、元・岩手県盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです(*> ᴗ •*)ゞ

登米・南三陸訪問記。今日は宮城県南三陸町に行ってきましたーレポートをお届けします(^∀^)ノ

早速行ってみましょう!

まず初めに、今や南三陸町を代表する地場産品となった「オクトパス君」をプロデュースする南三陸復興ダコの会さんの拠点「入谷Yes工房」に久しぶりに訪ねて来ました

目次

南三陸復興ダコの会さん訪問

南三陸復興ダコの会とは

旧入谷中学校校門跡から見た入谷地区
南三陸町入谷地区の風景

南三陸町では、2011年3月の大津波により実に住宅の7割が被災しました。家も仕事も失った方が多い中、それでも明日への希望を持つために元気に働く場が必要であるとの思いから、南三陸復興ダコの会が結成され、数々のプロジェクトが動き始めました

「オクトパス君」に代表される特産品、間伐材製品などの商品開発及び製造、ふれあい農園など、町に雇用をつくり復興に向けて日々活動中していらしゃいます

入谷Yes工房

入谷Yes工房外観

南三陸町の西の里山地域・入谷地区において、被災された方々の雇用の場として、廃校した町立入谷中学校の校舎をリニューアルして設立されました

Yes工房の名前の由来は、廃(はい)をYesに置き換えたものです
※廃校+工房→廃校工房→はい工房→Yes工房

復興グッズや間伐材を活用したノベルティグッズなどの製作を通じて、
地域の雇用再生はもちろん、交流人口の拡大、そして夢・希望が持てる社会の実現を目指しておられます。

入谷Yes工房内部(2階教室)
入谷Yes工房2階教室

工房2階の教室は文字通り教室を使った体験授業の場として活用されています。最大100名程度まで受け入れが可能で、組み立て式ペンケースやスプーンの製作を体験するそうです

南三陸復興ダコの会・大森会長と面会

南三陸復興ダコの会・大森丈広会長
南三陸復興ダコの会・大森丈広会長

今回は南三陸復興ダコの会の大森丈広会長と近隣施設である南三陸研修センターの阿部忠義事務局長と面会し、ご無沙汰している間に色々パワーアップした工房を案内していただきました。同会を長年牽引してこられた初代会長・高橋修さんに代わり2018年6月に第二代会長に就任し、日々精力的に活動していらっしゃいます。

関東圏、仙台市の学校さんを中心に、教育旅行を兼ねた体験授業が好評で、取扱商品の売上もオクトパス君人気が後押しして好調に推移しているそうです。

とは言え、この先の事業を担う人材を受け入れ、どのように育成していくかは同会にとっても目下の課題となっているそうです。地域おこし協力隊を活用した人材の確保と、さらなるプロモーションの強化に取り組みたいとのこと。

売上が好調な今だからこそ、現状に甘んじることなく、新商品の開発に余念がありません。

ゆめ多幸鎮オクトパス君
オクトパス君

志津川の名物「タコ」をモチーフにした「ゆめ多幸鎮オクトパス君」
「置くと(オクト)試験に合格(パス)する」というキャッチコピーで、縁起物(!?)として重宝されています。ついに東京大学に合格した人まで輩出しました(笑)

工房の皆さんのオリジナリティの追求と創意工夫の結果、商品ラインナップは年々強化されております。

新商品開発の飽くなき挑戦

Yes工房 モノづくり学習館(旧入谷中学校 体育館)
Yes工房 モノづくり学習館(旧入谷中学校 体育館)

旧入谷中学校の体育館が、ものづくり工房及び体験教室としてリノベーションされました。ここでは新商品の開発が着々と進められています。金属製品のオクトパス君と、繭細工(コクーンさん)とともに、南三陸杉の活用をメインとした木材商品にも今後は注力されるようです。

レーザー加工もここまで進化を遂げた
レーザー彫刻で表彰状まで作れるようになるとは!
レーザー彫刻で表彰状まで作れるようになるとは!
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木札彫刻から始まったレーザー加工も増設、新製品の導入が進み、今や木材にカラープリンタまでお茶の子さいさい

きのぷー

未来ずら…未来ずらよ!

大森会長の爆弾発言!?「盛岡の・・・」

来客用スペース(タコカフェ)

いかがでしたか?

久しぶりに工房を訪ねましたけど、工房の雰囲気はさほど変わらないけど、現状で良しとすることなく、同会の事業が継続するよう、日々努力を重ねておられることが印象的でした。

ところで、懇談中に大森会長が大きな独り言。

「岩手・盛岡のものづくりに興味がある」

なんと!!!


盛岡はもとより、県央、県南エリアで先進的な取り組みに挑戦しておられる企業(特に木材関連の事業者)さんに注目しておられるようです。さらに話を伺うと、その企業さんは陸前高田や住田町が気仙杉を使っての地域おこしに挑んでおられるそうです

思いがけない一言をいただけて、嬉しいです。両市町の地場産業振興のため、今後手づくり村とタッグを組んで、何か新しい取り組みにチャレンジしたいと改めて思いました。

南三陸町の地場産業の一つとして定着し、ブランディング化に成功された同会は、今や町になくてはならない存在です。今後ますますの発展を応援したいと思います。

そんなわけで、話が弾んでしまい当初1時間程度で御暇するつもりが結局時間ギリギリ、2時間弱滞在しました。大森さんお忙しい中お時間を頂戴しありがとうございました!

南三陸町観光協会さん訪問

続いては南三陸町観光協会さんへ。震災後10年近いお付き合いのある職員の方もいらっしゃってすっかりお馴染み。今回は福興市実行委員会事務局担当の職員の方と面会し、来月開催予定の「寒鱈まつり福興市」への出店申請を進めるとともに、今後の福興市開催を含めた町の観光戦略について話を伺ってきました

今年の夏、南三陸福興市に盛岡の物販ブースを出して地場産品を販売してはどうかと手づくり村に提案をし、了解をいただいていましたが、種々検討した結果、2020年1月に開催予定の「寒鱈まつり福興市」に出展することにしました。

事前にFAXで申請は済ませてしていましたが、改めて事務局を訪ねて手続きを進めた次第。

後日開催される実行委員会の会議で出店が認められるかどうかが決定の見通しですが、多分大丈夫でしょうとのこと。

それにしてもこれまでに何度となく訪ねてきた福興市に携わることができたことに感無量です。南三陸町として長年大事にしてきた福興市の大盛況に少しでもお役立てできればと思います。

ところで、大森さんとの話で、教育旅行に関して、観光協会さんの強力な営業やバックアップがあって体験教室の受け入れに成功した旨の話を聞いていたので、観光協会サイドの取り組みを伺おうかと思っていたのですがが、生憎この日、私の知った職員の方がみんな不在だったので、来週改めて挨拶に伺うことにしました。

南三陸町震災復興祈念公園訪問

南三陸町震災復興祈念公園「祈りの丘」
南三陸町震災復興祈念公園「祈りの丘」

旧JR志津川駅の南、志津川湾沿岸にほど近い塩入地区内に建設が進められている南三陸町震災復興祈念公園の一部が完成し、去る12月17日に一般公開が始まりました(全体の敷地面積6ヘクタール中,今般開園したのは1.2ヘクタール)

早速「祈りの丘」と「復興祈念のテラス」を訪ね、改めて、亡くなられた方への追善と、農作物の豊作、水産物の豊漁を祈念してきました。

震災がなかったとしても、2010年9月に初めて南三陸町を訪問し、この町と関わりを持っていこうと決めていたし、それが今の続いているのは本当にありがたいことだと思ってます。

ぶっちゃけ、町内で転職活動もして、何社も受けながらことごとく落とされまくった。最後に地元事業者の採用試験に書類選考で速攻門前払いを食らったことが決定打となって、南三陸町の転職活動を止めて、移住を断念。

その後気仙沼や陸前高田、宮古と言った三陸沿岸部の地場企業を次々受けたけど、全然だめでした。

盛岡に来て、それも意味があったことだとちょっとは思えるようになったけど。。。

祈りの丘から見たJR志津川駅
祈りの丘から見たJR志津川駅

この後、志津川に来たらほぼ毎回食事している「そば処すがわら」さんで食事と、南三陸さんさん商店街で休憩して最後の目的地へ・・・

「南三陸自然史講座」受講

震災により被災した自然環境活用センターの再興を目指す「南三陸ネイチャーセンター友の会」が主催する勉強会「南三陸自然史講座」に参加しました(於:南三陸町生涯学習センター)。

講師は、昭和59年の同センターの立ち上げから再建まで関わってきた太齋彰浩氏。毎年二千数百人が訪れ,ラムサール条約湿地登録や教育旅行受け入れ、ダイビングポイント開発の原動力となった全国でも稀有な施設の誕生秘話と活動のエピソードを披露いただきました。なお同センターは2020年1月戸倉公民館内に復活が決定しております。勉強会前後に来月の福興市への出店予定等、PRして参りました。

おまけ〜地元のスーパーと道の駅にて

道の駅三滝堂
道の駅三滝堂

地元のスーパー(ウジエスーパー南三陸店)と三陸自動車道の「道の駅三滝堂」それぞれで産直コーナーの品揃え状況等もこっそり見てきました

道の駅では産直間交流で住田町の加工品と『人は登米のだし』という地場産品のセルフ試飲コーナーが設けられていた点に注目。だしのセルフはいいねぇ

スーパーでは米崎のマスカットサイダーと久慈の光泉さいだぁ、弁慶のほろほろ漬、シライシ豆パンロール等が販売されてた模様。宮城県産以外の果物も多くて、岩手県産のりんごが食い込む余地があるかも!?

所感

2010年9月の初訪問がご縁で、震災後の復興支援活動に長年携わってきた南三陸町と、このような形で連携の一歩が踏み出せたことに感動を禁じ得ません。

南三陸町は震災後様々な分野において20代・30代の青年層の活躍が活躍するとともに、地元企業のトップ自ら首都圏を中心に積極的な営業活動を推進し続け、今や三陸沿岸地域を牽引するまでになりました。

一方、同町は人口減少率が全国トップクラスであり、今後ますます町の地場産業・観光産業が重要になってくることは私から申し上げるまでもありません。今回の訪問を機に一層これまでのご縁を大事に、両市町の地場産業振興に少しでも寄与すべく、日々の活動に邁進して参る所存です。

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