こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです(*> ᴗ •*)ゞ
地域おこし協力隊きのぷーのウィークリーダイジェスト!
今日は2020年11月1日週の活動報告ですー!
活動した内容
11/4AM ジェトロ盛岡
ジェトロ盛岡所長と面会。小職の任期終了後の事業について、意見交換を行いました
- 海外進出の障壁の一つとして、輸送面で困っている事業者が多い
- (小職が将来やろうとしていることに関連して)昨年創業された「(株)トレードいわて」(岩手雪運のグループ会社)がある
- (株式会社モノラボンの海外進出について)貿易に強い企業OBがついて0から支援した
- コンサルの結果、「国内で販路拡大を目指したほうがいい」という選択肢も
- 食品はビーガンやハラール認証しないと引き合いがない
- 赤武酒造さんのように、ラベルで魅せる
- 外国人人材の活用が今後のカギとなるのではないか。人口が減少してその後盛り返した国はない
- 現地駐在することも考えてはどうか
11/4PM 岩手食品輸出塾
ジェトロ盛岡主催のセミナー「岩手食品輸出塾」に参加しました。県内の農林水産・食品の輸出促進が狙いです
前半は「農林水産物・食品の輸出商談スキル」について、ジェトロ農林水産・食品課アドバイザーによる講演でした。長年の商社での経験を踏まえ、海外進出初心者でもわかりやすかったです。
後半は「台湾における食品市場の最新動向について」、台湾の輸出ビジネスに強い、東京にある合同会社ファブリッジ代表御堂裕実子氏による講演でした。台湾食品市場の最新動向やトレンド、商習慣についてのお話でした。
新型コロナウィルスの封じ込めに成功した台湾では、人の動きや売上が流行前と比して9割方戻ってきているようです。台湾進出については、ファブリッジ様や裕毛屋様と連携で販路が開拓できそうな印象を受けました
11/5 道の駅石神の丘、玉山総合事務所
道の駅整備推進室の担当職員との面会を受け、早速周辺地域の道の駅の様子を探るべく、岩手町の道の駅石神の丘に行ってきました。石神の丘美術館やオンライン産直、屋内イベントスペースなどは近隣の道の駅にはない強みだと思いました。
その足で玉山総合事務所に行って担当職員と意見交換。引き続き近況やアイディアの共有を図ることにしました
11/6 遠野市産業部六次産業室訪問
遠野市産業部六次産業室を訪ね、「遠野ブランド海外輸出協議会」の取り組みや遠野で海外展開に注力されている多田自然農園様について、遠野市地域おこし協力隊の近況について話を伺ってきました。
多田自然農園の多田克彦様の海外進出については、後追いで同室が遠野ふるさと公社経由で支援した形のようです。同社の商品が台湾で販路を拡大したのを皮切りに、現在は地元の伝統食・三色餅(農家さんの手作り!)や遠野牛のアメリカ輸出、輸出ファンド設立、台湾と遠野の高校生の交流促進(遠野の生徒が台湾に、台湾の生徒が遠野を訪問)へと発展したと伺いました。
遠野市の取り組みは岩手県内における輸出事業の成功事例のひとつと言っていいでしょう
- 遠野における輸出相手国・地域:台湾、アメリカ西海岸(いずれも商社を経由した間接貿易)
- アメリカ西海岸では乳製品はあまり売っていないとのこと
- 単品では海外で売れないので、「沿岸の海産物+お米」を組み合わせ、お弁当にして販売
- 試食してもらわないことには伝わらない
- 例えば「地ビール+α=高付加価値を付ける」ということ(盛岡は遠野よりもこうした選択肢が多いので正直羨ましい!)
- 物を送って終わりにせず、人も現地に送り込んでフィードバックをもらうようにした
- いいものだとケース買いする人も
- 例:健康志向(無農薬)を売りにすれば、日本国内の3倍の値段でも売れた
- 自然解凍で美味しく食べられるように、急速冷凍に工夫を凝らした
- 海外の売り先のニーズに合わせた商品改良
- ディストリビューターをうまく使う
- 遠野では「巻き込む人、自走できる人のコンビネーション」が上手くいっている
- 多田さんご自身は自分だけでなく、他の事業者様も巻き込み、引っ張り上げていきたいとのマインドを持っておられる
- 決断が早い(売り先の決定等)
- 実績が積み上がってくると、逆にバイヤーから声をかけられるようになった
- 現地で何が売れるのか? 地元の物流業者さんが情報を持っている
課題等(感想や今後の取組への課題)
遠野市での面談を受け、多田克彦様ともお会いして話ができないか、交渉していただくことになりました。引き続き盛岡市内外、岩手県内外の人のつながり作りに積極的に取り組んで参ります
盛岡市の隣町・岩手町にある岩手川口駅に行ってきました。元々こっちが先に川口駅の名前で開業したのを、埼玉の川口に名前を譲り岩手川口になったことは殆ど知られてません!!!
1898年(明治31年)1月11日:日本鉄道の川口駅として開業。
→岩手に川口駅が開業。開業112年!
1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道国有化
1910年(明治43年)9月10日:埼玉に川口町駅が開業
→元祖川口駅開業から12年後
1934年(昭和9年)2月1日:岩手川口駅に改称
→川口町が川口市になり、駅名を川口駅に改称決定。岩手が埼玉に川口の名前を譲ることに。岩手川口になって86年経ってるのね
1934年(昭和9年)2月15日:川口町→川口駅に改称
●一日平均乗り降り人員(令和元年度)
川口駅 84,197名
岩手川口駅 269名
#いわて銀河鉄道
#IGR
#京浜東北線
#313倍
その他(連絡、要望事項等)
- 11/10PM 協力隊ミーティング(於:今月は本庁舎に変更)
- 11/11 PM JR上米内駅の漆工房訪問
- 11/12 宮城県丸森町の地域商社「株式会社GM7」の濵野友也氏と面会のため、同社の仙台オフィスを訪問します
- 11/17 北海道国際交流センター訪問。函館市地域おこし協力隊潘朝陽隊員及び函館市食産業振興課貿易担当職員と面会予定