こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです(*> ᴗ •*)ゞ
地域おこし協力隊きのぷーのウィークリーダイジェスト!
今日は2020年6月21日週と6月28日週、2週まとめての活動報告ですー!
活動した内容
地域商社事業開業及び副業にかかる情報、資料収集
6/26の岩手県産さんとの面会で得た情報をもとに、事業化につなげるための準備を進めています。今週は、県産さんに寄せられた海外進出の相談内容に関する情報を入手し、事業者やニーズの掌握を行いました。
また、私と同じく盛岡特産品の海外展開に意欲的である農政課協力隊員のメンバーとも意見交換しました(後述)
通関士試験受験対策
7月1日付の官報で通関士試験の概要が発表され、税関ホームページでも公表されました。現時点で試験は行われる方向ですが、新型コロナウィルス感染状況により変更になる可能性はあるとのことです。ちなみに、東北試験会場は宮城県のみ(仙台医療福祉専門学校)
6/24 ジェトロ盛岡訪問
所長及び担当職員の方と面会し、海外におけるEC販売プロジェクトである「JAPAN MALL事業」に関する説明を受けました。ここで海外展開のきっかけを作り、集客したファンを自社サイトに引き込む仕掛けを作った成功事例として佐賀県と岐阜県の取り組みについて紹介いただきました
ジェトロ側からは、若手経営者が集まってチームを組んで同事業に取り組んではどうかとご提案がありました
6/26 岩手県産株式会社訪問
岩手県の特産品販売を手掛ける岩手県産さんの海外事業室を訪ね、海外事業室担当係長の方と面会。県産品の輸出事情を伺いつつ、同社の輸出の取り組みや今後の見通しについて意見交換してきました
かつて私自身が複数の企業で輸出入実務に携わっていたこともあり、専門的なところにまで話が及び、その中で旧ソ連のアゼルバイジャン共和国が殆ど日本人に知られていない親日国で輸出規制が比較的緩いとの情報を得ました。早速ジェトロさんに問い合わせ、コーカサス地方の情報を入手しました。此方の情報収集も進めて参ります。
また、過日県担当者との面会で話題になった、ジェトロさんや県産さんに相談する以前の初歩的なステップで困っておられる事業者さんのサポートの必要性を同係長も認識しておられました。現に県産さんに想定輸出国や顧客を決めずに、商品を持ってきて「これを海外に売ってけろ」と依頼される事例が少なくないそうです
国内で売れないから商品を持ってきて「代わりにこれ売ってけろ」って事業者や生産者のリクエストがまじで多いらしいすう
県産さんでも色々頑張ってはいるものの、人手が足りず手が回らなくて、対応に非常に苦慮しておられるご様子でした
こりゃあ、専門家に問い合わせる以前の課題解決のサポートと、多少強引でも海外に物を持ってって営業することが必要だなと思った。
フロントエンドで無料相談を受け、バックエンドで有料コンサルティングや事務代行等ができないか、引き続き県産さんから意見を伺いながら、企業訪問等ビジネスにつながるアクションを取ろうかと考えております
↑まずは動いてみます
7/1 梁川地域担当協力隊着任式
今月1日付で、梁川地域担当の協力隊員が着任しました。前職は東京都内の大学職員として勤務されていらっしゃいましたが、結婚を機に移住を決めたことと、外部の視点で地域活性化に貢献したいとの思いから協力隊に志願されたそうです
帰国子女かつイタリアで長期留学の経験があるそうなので、梁川に新しい風を送って下さることを楽しみにしています。
盛岡協力隊って意外とグローバルな人材が多いんすよ。私以外は。。。
課題等(感想や今後の取組への課題)
将来のビジネスにつながるアクションを今から取っていきたいです
起業するにあたり、何らかの形で貿易実務や海外にモノを販売した実績を作らないと説得力がないと思い、海外進出をお手伝いする活動(企業訪問、無料相談等)を始めたいと考えております
JI-GLOBAさん(岩手県産の加工食品や酒類等の輸出および海外製品の輸入を行う地元企業)や岩手県産さんから貿易実務や業界の事情を教わるのはどうかとの提案もいただきましたが、JI-GLOBAさんは輸出実務の実質的な機能が同社東京事務所にあるため見送り
岩手県産さんへの相談は来週以降の対応を考えております。アルバイト、個人事業で業務を請け負う、協力隊業務としての対応等、県産との連携について、課内ミーティングで意見交換したいと思います
協力隊任期中に自ら日本国外で地場産品をプロモーション計画
過日の岩手県産さんとの面談を受けて考えた結果、自らアウトバウンドをする必要があると考え、協力隊任期中に海外に自ら出向いて特産品を飛び込み営業・販売したいと思っております
- ナミビア人にアロニアサイダーを飲んでもらう
- 盛岡じゃじゃ麺のモデルになった炸醤麺の起源・山東省に盛岡じゃじゃ麺を逆輸入
①…農政課等を通じてラグビーワールドカップの選手と連携し、現地でサイダー試飲販売会を実施
→単発ならいけそうだが、アロニアの安定供給が難しいため、ビジネスにするには課題あり。食と農の推進連携室担当職員の方にヒヤリング、連携していく。なお、先述の農政課協力隊員はこのアイディア実現にかなり意欲的。日本からの直行便がないため、経由地のドバイやヨハネスブルグでの活動も検討の余地あり
②…スープの成分(肉加工品)が中国本土禁輸品のため、今のままでは実現困難。台湾も規制あり。香港は輸入可能
→対策1:アニマルフリーで原料を作る。岩手県生めん協同組合で新商品開発の事例があるらしいので、ものづくり推進課所属企業サポート専門員を介し、まずは意見交換ができれば
→対策2:盛岡の麺文化のみを先行輸入し、現地の食材を使って作る
ちなみに今月末、JETROと山東省人民政府等が主催のオンライン交流会が開催される予定ですので、まずは情報収集ができればと考えております
反対されたからやりませんではそもそも起業家として失格ですから、自分で資金調達してでもできる限りのことはやるつもりでいます。
ビジネスの成功やインバウンド拡大という目先の次元ではなく、数十年、百年先の中日友好という大局的な見地から、文化交流は積極的にやる価値はあると思います。三大麺の恩人じゃないですか。
その他(連絡、要望事項等)
連絡事項
- 企業訪問等で一時的に外出の可能性はありますが、概ね市役所での勤務を予定しております
- 7/7 JETRO貿易実務講座受講のため、市役所には出勤せず
- 7/14 協力隊ミーティング 於:肴町分庁舎
今週の小ネタ
華やかでいいね🌼
盛岡さんさ踊りが史上初の中止となった本年、そんな中でもさんさ踊りを楽しもうと有志で「テレさんさチャレンジ」なる企画を始動させました。さかなクンの某動画をオマージュして動画を募り、さんさ踊り期間中に収録した本番動画を配信する計画です。
乞うご期待